4月27日午前、中国文化センターと長崎孔子廟中国歴代博物館の共同主催による「綦江農民版画展」の開幕式が孔子廟博物館で行われた。田上富久長崎市市長、劉亜明総領事、長崎孔子廟中国歴代博物館の理事長で館長の陳優継氏、長崎華僑総会の趙弘隆会長、長崎ランタンフェスティバル実行委員会の張仁春委員長、長崎新華僑華人協会の張龍一郎副会長、長崎市経済局文化観光部の末次哲郎氏、小俵建祠氏、浦川信一氏など各界の人士が開幕式に出席した。
田上富久長崎市長の挨拶
田上市長は、「長崎は中国と最も関係の深い日本の都市であり、中国文化の影響を強く受けている。本日初めて中国農民の版画作品を目にしたが、生活に根付いた鮮やかな色彩と大胆な造形に驚かされた。中日の交流を強化し、長崎で更に多くの中国文化作品が見られるよう願っている。」と話した。
劉亜明総領事の挨拶
劉亜明総領事は挨拶のなかで中国農民版画の歴史と民衆の文化生活及び創作活動を紹介し、「近年、中国文化センターは積極的に中国の文化芸術を紹介しており、今回もこのようなレベルの高い民間版画展を開催した。文化センターが長崎及び日本各地でより多くの文化イベントを開催するよう願っており、総領事館は全面的に支持をする。」と語った。
テープカット式典
市民と共に作品を鑑賞する市長と総領事
中国文化センターと良好な協力関係である長崎市経済局文化観光部の責任者や華僑華人団体、長崎ランタンフェスティバルの責任者は農民版画作品と今年の長崎ランタンフェスティバルで上演した重慶雑技団を賞賛し、「中国の専門芸術団体のレベルの高い公演がランタンフェスティバルに色を添えたことに対して今でも市民たちが口々に褒めている。中国文化センターとの協力を更に強化し、文化センターが派遣する高いレベルの芸術団が来年のランタンフェスティバルで公演を行うことを期待している。」と話していた。開幕式終了後には互いに来年の春節公演に向け具体的な話し合いを行った。
メディアの取材
劉亜明総領事と石永菁センター長は市長や各界人士と共に展覧会を鑑賞した。石永菁センター長はテレビ長崎、長崎日報、長崎ケーブルメディアなどの取材を受けていた。
期日: | 2017/04/27 〜 2017/07/31 |
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時間: | 8:30~17:30 |
会場: | 長崎孔子廟中国歴代博物館 |