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 中国文化センターと人民中国雑誌社、人民画報社の共同主催による「民間の力—中日国交正常化45周年民間交流回顧写真展」の開幕式が2017年9月20日午後中国文化センターで開催された。
 
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テープカット式典

 中日民間交流は両国の国交正常化回復を推し進め、中日関係の継続的な発展を促進する基盤と原動力であり、日本では多くの民間団体や民間の有識者が多大な努力を払い、生涯の精力を捧げてきた。中日国交正常化45周年の折、「民間の力」をテーマとした写真展を開催することは、先人たちを偲び、中日友好を継承することに対して重要な歴史的意義と現実的意義を有している。
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鳩山由紀夫氏の挨拶

 鳩山由紀夫元首相、日中協会の白西紳一郎理事長、日中友好協会の高野倉和央顧問、日中友好会館の武田勝年顧問、人民中国読者会の田中誉士夫会長、神奈川新聞社の並木裕之社長、神奈川新聞社総合サービスの中村卓司社長、日本科学協会の大島美恵子会長、内山書店の内山籬社長、亜東書店の三好敏会長、青木理枝社長、東方書店の山田真史社長や西園寺一晃氏、星屋秀幸氏ら長きにわたり中日友好に尽力した有識者及びマスコミ業界関係者らが「民間の力」をテーマとする写真展開幕式に列席した。
 駐日中国大使館の郭燕公使、張梅広報部参事官も開幕式に出席した。
 また人民中国雑誌社の陳文戈社長、人民画報の李霞副編集長が率いる代表団も出席した。
 開幕式では始めに人民中国雑誌社の陳文戈社長が主催を代表して挨拶を行った。「中日両国は一衣帯水であり、民間交流の基礎は深く厚い。“民を以って官を促す”は両国関係発展の重要な特徴である。45年前、両国の民間人士が友好の理念を持ち積極的に奔走し、国交正常化実現を成功させる重要な推進力となった。45年来、両国の民間人士は各分野で交流・協力を広く展開しており、中日関係の前途は両国国民の手に委ねられている。」と語った。
 鳩山由紀夫氏は挨拶の中で、「民間交流は両国友好交流の歴史を貫き、両国関係に対して大変重要な意義を持っている。より多くの日本の観客が本展を鑑賞し、両国の民間交流の歴史を理解するよう願っている。」と語った。
 郭燕公使は挨拶の中で、「民間交流は中日関係の礎であり、歴史の上で両国関係の重要な発展に民間交流の推進が大いに役立っている。両国民間交流が今後の中日関係においてより一層重要な役割を果たすよう願っている。」と述べた。
 写真展開幕式の前に程永華中国駐日大使は本イベントを高く評価した。程大使は、「頻繁に行われる経済交流だけでなく、中日両国の民間交流は一貫して両国関係の改善と発展を推し進める重要な作用を果たしてきた。これまでの展覧会の多くは中日両国のかつての指導者たちの優れた見通しと高い見識及び両国政府分野が重ねた努力に注目したものであり、系統的に民間交流を回顧する展覧会は相対的に少なく、本展はその分野の空白を埋めるものであり、重要な意義を有している。」と表明した。
 
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展覧会を鑑賞する郭燕公使と張梅参事官

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陳文戈社長の案内の下、展覧会を鑑賞する鳩山氏

 展覧会は「民間の力」をテーマに、時間の縦糸、出来事の横糸、活発な青少年交流、ウィンウィン経済、民を以って官を促す中核となる力など11の分野に分けられており、100枚近い写真と「人民中国」、「人民画報」の定期刊行物の関連する報道紙面を通し、中日民間交流の重要な歴史的瞬間に起こった人の心を揺さぶる出来事を系統的に回顧し、中日両国国民交流の素晴らしい成果と友好・友情を立体的に再現している。生き生きと活力に満ちた写真一枚一枚が民間交流の感動的な一幕を振り返り、45年の民間友好の道を回顧するものであり、来賓たちは感慨深げに鑑賞していた。
 中日の各メディアで報道された。


期日: 2017/09/20 〜 2017/09/29
時間: 10:30〜17:30(最終日は13時まで)
会場: 中国文化センター
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