国際学校の学生、中国文化センターを訪問

　2016年6月8日午後、YITS国際中学校の書道体験活動が中国文化センターで行われ、16名の中学生が専門の教師とともに中国の色彩濃い芸術を学び、中国文化の魅力を理解した。
　

講話を聴きつつ集中する学生の様子

　
　本課程は中国文化センターとYITS国際中学校の共同企画で行われ、各国学生の中国文化及び中国の理解と認識を促進させることを主旨としている。また本課程では特別に全国華人書法家協会の晋鴎会長を講師に招き、中国文字の起源から中国書道の書体を説明し、筆墨硯紙の文房四宝と正確な書を書くときの姿勢を詳しく紹介するとともに、漢字の基本の書き順を実演した。
　
　16名の中学生のなかには日本人や韓国人がおり、彼らは中学三年生から高校三年生までの四学年からなる。少年少女たちは興味深く聞きながら、先生の動作をまね、講座が終わると、すぐに筆を手にして先生の手本を模写し始めた。二時間という時間はあっという間だったが、中国書道の基礎のない子供たちは課程終了時には見事な作品を手にしていた。
　

学生の作品

　
　YITS国際中学校は中文課があり、受験をする学年以外、毎週2回中国語の授業を受けている。この書道体験活動は「中国課」の一環である。今後、センターと更に多くの協力を模索し、身近な距離で学生たちに広くて深い中国文化を紹介していく予定である。