「張海龍が送る中国ドキュメンタリー5選」上映会と「張海龍が見た中国ドキュメンタリー」講座が9月27日から28日にかけて、中国文化センターで開催された。観衆が本講座で使用するドキュメンタリー作品を分かり易く理解できるよう、27日午後に「大運河物語」、「新疆の味・新疆の漁師」、「イリ川・天馬の故郷」、「チベットの味わい・温かい谷」、「彫刻・写真に込めた都市の記憶」等ドキュメンタリー5作品のダイジェスト映像の上映会を行った。28日午後には、中外文化交流中心により派遣され来日した杭州日報映像スタジオ室長の張海龍氏が「中国ドキュメンタリー」講座をセンターで開催し、全面的且つ系統的に中国の各歴史的段階におけるドキュメンタリーの発展について紹介、その後27日に上映したドキュメンタリー作品の制作などに重点を置いて説明を行った。そのなかで新疆やチベットの文化は日本の観衆の興味と関心を引き起こしていた。
ドキュメンタリー作品「イリ川」の解説をする張海龍氏
講座終了後は、多くの観衆からダイジェスト映像だけでは物足りず、オリジナル版を見たいと、オリジナル版の入手方法やインターネットでの視聴方法に関する質問が次々に出ていた。NHKのドキュメンタリー監督も本講座を聞き付けセンターを訪れ、張海龍氏と中日のドキュメンタリー撮影における差異について話し合い、日本のドキュメンタリーは構想の繊細さと巧妙さに特徴が現れており、中国のドキュメンタリーは深い歴史的蓄積と豊富な題材に長けているということで、双方は意見が一致していた。双方共に今後交流と協力がより一層強化するよう願っていた。
質疑応答の様子
一部観衆との記念撮影
期日: | 2018/09/27 〜 2018/09/28 |
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時間: | 15:00~16:30 |
会場: | 中国文化センター |