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 2026年9月18日、東京・足立区の東京武道館に、朝から多くの卓球愛好者が集まった。今回で第6回を迎える「中国文化センター杯卓球大会」は、これまで春季を中心に開催されてきたが、今回は初めての秋季大会。当初は在日華僑華人がメインの大会であったが、次第に日本人、中国人を問わず、幅広い参加者が集まるようになり、今回も国境を越えた多くの参加者で開会前からにぎやかな雰囲気に包まれていた。

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 本大会は、中国文化センターとジャスミン卓球による合同開催。今回で両大会が共同開催されるのは3回目だ。初めての秋季大会開催の背景には、今年春に行われた大会の盛況があった。春の大会では参加者から大きな反響が寄せられ、年内に複数回の開催を望む声も上がったという。そうした声を受け、中国文化センターの羅玉泉センター長と、ジャスミン卓球大会主催者で大会審判長を務める鄭慧萍氏らの協力によって、今回の秋季大会が実現した。

 開会式では、羅センター長が今回で第6回となる大会の歩みを振り返りながら、初めての秋季大会開催を喜んだ。また、今回の大会に合わせて大きな優勝カップを新たに作成したことにも触れ、「今後このカップを長く伝えていきたい。3回連続で優勝したら持ち帰ってもいい」と語った。

 そして今回も、会場には多くの日本人参加者の姿があった。羅センター長は「友誼第一、試合第二」の精神を改めて紹介し、現在名古屋で開催されているアジア大会にも負けないくらい、みんなで楽しく大会を盛り上げてほしいと参加者に呼びかけた。

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 続いて挨拶した鄭慧萍氏は、これまでのセンター杯について「参加した人たちから、いつも『すごく楽しかった』という声を聞いている」と紹介。今後も中国文化センター杯とジャスミン杯の共同開催を長く続けていきたいとの思いを語った。

 開会式の最後には、両大会の代表によるミックスダブルスのエキシビションマッチが行われた。ジャスミン杯側からは、人気卓球インフルエンサーのぐっちぃ氏が登場、山根裕美子さんとペアを組んだ。対する中国文化センター杯側からは、春の大会で優秀な成績を収めた中河豊弘氏・魏建菁氏のペアが出場した。本戦を前にして始まったエキシビションマッチだったが、試合は一進一退の展開に。高いレベルでのラリーが続くたびに、コートを囲んだ参加者から歓声が上がった。交流大会とはいえ、ひとたび台を挟めば真剣勝負――。そんな卓球らしい一面も垣間見える、盛り上がりのあるスタートとなった。

 本戦は、1チーム3名による男女混合団体戦。試合は「シングルス→混合ダブルス→シングルス」の3試合で行われ、1選手につき最低1試合、最大2試合に出場する形式となった。予選リーグは4チームによる総当たり戦。各リーグの上位2チームが決勝トーナメントへ進出し、優勝を目指して熱戦を繰り広げた。

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 「挑戦グループ」は中級以上、「愛好グループ」は初級者を対象としたカテゴリー。競技レベルは異なっても、どのコートからも選手たちの声やラリーの音が響き、会場は終日にぎわいを見せた。

 挑戦グループでは、鋭いドライブや巧みなコース取りなど、過去の大会よりもさらにレベルの高いプレーが次々と飛び出す。一方の愛好グループでは、チームメート同士で声を掛け合いながらプレーする姿も多く見られ、試合そのものを楽しむ雰囲気が広がっていた。

 「友誼第一、試合第二」。大会のスローガンが示すように、ここでは勝敗だけが大会の目的ではない。試合が終われば相手と笑顔で言葉を交わし、次の試合ではまた別の選手と台を囲む。卓球を共通の言葉として、人と人との距離が自然に縮まっていく。春の大会から半年足らずで再び顔を合わせる参加者もいれば、今回初めて参加した選手もいる。それぞれが卓球を通じて出会い、新たなつながりを作る一日となった。

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 大会終盤には各グループの決勝トーナメントが行われ、最後まで熱戦が続いた。表彰式では入賞チームの健闘がたたえられ、会場には大きな拍手が送られた。

 春の大会から生まれた参加者の声をきっかけに、今回初めて実現した秋季大会。新たに作られた優勝カップとともに、この大会がこれから何年にもわたって受け継がれていくことが期待される。

 卓球の試合では、ネットを挟んで互いに勝敗を競う。しかしラケットを置けば、そこには同じ卓球を楽しむ仲間がいる。競技を通じて生まれる真剣勝負と、その先にある交流。その両方を楽しめる場として、中国文化センター杯は新たな一歩を踏み出した。

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【結果】

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〈挑戦グループ(中級以上)〉

優勝:板橋研究所チーム(張大国・林雨良・金淵)

準優勝:中日長膠チーム(邵仁愛・荒井正義・金子由紀子)

三位:日中青少年文化芸術交流協会Aチーム(中河豊弘・陳志堅・陶静)

三位:雷厲迪威チーム(張薇・孫迪・胡暁雷)

 

〈愛好グループ(初級)〉

優勝:草加卓球楽しみチーム(任紅娜・何罕奇・張建光)

準優勝:三本の矢チーム(泉谷裕人・長谷部正昭・徳川静)

第三位:日中青少年文化芸術交流協会Cチーム(田耀宗・虞力・王暁萍)


期日: 2026/10/12 〜 2027/10/17
時間:
会場:
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