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 11月17日午後、中国文化センターで、春華秋実――丹羽弘一、沈強、王子江の三人芸術展が開幕した。開幕式には、中国文化センターセンター長の羅玉泉氏、渋谷区日中友好協会会長の永田哲二氏、丁鹤廬研究会会長の丁如霞氏、東京国際呉昌硕研究院院長の吳超氏、産経国際書会副理事長の青木錦舟氏、「中文導報」社長の楊文凱氏、日本華人書法家協会副主席の馬井泉氏ら、芸術、文化関係者や報道関係者、そして多くのアートファンが出席した。

 
 来賓としては、中国文化センターの羅玉泉センター長、渋谷区日中友好協会の永田哲二会長、丁鹤廬研究会の丁如霞会長、東京国際呉昌硕研究院の吳超院長、産経国際書会の青木錦舟副理事長、「中文導報」の楊文凱社長、日本華人書法家協会の馬井泉副主席が登壇して挨拶を行いた。来賓の方々は、三人のアーティストが芸術分野で追求し培ってきた固い情熱と深い造詣を高く評価し、日本に根を下ろし、中華を心に留め、独自の芸術的言語を通じて海外における中国伝統文化の継承、伝播に尽力していることを称賛した。筆墨と篆刻を通じて日中の文化交流の架け橋を築き、国境を越えた文化的共鳴が創作の中で自然に流れでると語られた。

 

 
 三名の作家は、それぞれ自身の創作心情と芸術追求を語り、伝統芸術への敬意と継承、海外での創作における革新への探求姿勢を示した。作品には伝統芸術への敬意と日中文化交流への深い期待が込められており、筆致と語りにその想いが表れている。

 
 本展は三名のアーティストが一年をかけて綿密に企画・準備したもので、「春華秋実」という共通テーマを掲げる。これは三人が長年にわたり芸術分野で探求、蓄積してきた成果を象徴するとともに、年月の鍛錬の末に得られた成熟を示している。展覧会では近年の優品約七十点を一堂に展示し、篆刻、書、水墨の三大美術分野を網羅する。展示品は中国伝統文化の精神的核を守り抜き、筆墨丹青の古典的な神韻を継承するとともに、海外生活で得た独自の視点と考察を取り入れて、題材選択と表現技法の面で伝統と現代の深い融合を実現しているという。

 

 

 展示期は11月21日まで。関係各界の来場を心より歓迎するとともに、本展が日中の文化交流の一翼を担い、伝統文化の継承と発信に寄与することが期待されている。


期日: 2025/11/17 〜 2025/11/21
時間: 10:30~17:30(11/7~14:00)
会場: 中国文化センター
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