※募集人数を20名から30名に増枠しました。
浩翰、悠久の漢字文化の歴史の中で、漢字は生き続ける中華伝統文化を担い、中華文明が開いた、世界文明の発展と伝播を推進しただけでなく、同時に中日文化の連結の重要な絆、中日文化が共有する財産、中日文化交流の最も代表的な共通認識記号と言えます。
現在発見された最も古く成熟した漢字原形――甲骨文として、百年余りの間、無数の専門家、学者の絶え間ない努力研究により、古くて新しい国際的な学科、現代の新しい文化現象、芸術表現の新しいジャンルとして確立しました。
3500年前に出現した甲骨文は、どのように生成され、どのような文化的表現されたのでしょうか?
これは非常に文化的、面白い課題だと言わずにはいられない―――このように考えたことから、30年間甲骨文研究と書法表現に従事した学者・書道家篆刻家の張大順は、独自の「以文為本即事合文」の視点で研究してまとめた理論を簡潔に分析・図解・解説を行い、漢字の歴史とその文化価値を再認識するのに役立てます。全6回講座で内容は毎回異なります
皆様と、この甲骨文の面白さを共有できることを楽しみにしています。講座言語:日本語
【講師プロフィール】
張大順:甲骨文学者 書道篆刻家
ユネスコ平和芸術家(2019)
世界華人傑出芸術家(2000中国文化部)
中国殷商文化学会甲骨文書法専業委員会委員
日本甲骨文書道研究会会長
安陽学院特任教授
中国・西安出身。来日30年、一途に甲骨文字と書道を研究・模索し、伝統書道と異なる甲骨文書道独自の理論体系を確立。
国内外の書道界から称賛をうけ、現在は甲骨文書道普及のため、日本甲骨文書道研究会を率いて現代甲骨文書道の古典を創る。
2010年に「東京宣言」を発表し「甲骨文書道専門家百人育成プロジェクト」を実施。
同時に、甲骨文を活かした芸術作品により中日文化の融合を図っている。
「甲骨文千字文」、「甲骨文で書く吉語名旬」他著書多数。
【講座日程】各回11:00~12:30
① 2025年9月10日(水)
② 2025年10月8日(水)
③ 2025年10月22日(水)
④ 2025年11月5日(水)
⑤ 2025年11月19日(水)
⑥ 2025年11月26日(水)
【定員】各回30名
【費用】無料