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2025年5月13日午後、中国文化センターにて「2025東京国際『合文新漢字』コンクール」表彰式が開催された。

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本コンクールは中国文化センターと亀鑑塾漢字文化芸術研究所が主催し、「現代を表現する新しい漢字を創る」というテーマのもとで作品を応募したところ、日本、中国、イギリス、インドネシア、アラブ首長国連邦と、世界各地から337点の作品が応募される盛況となり、同年4月17日に専門家たちによる慎重且つ厳正な審査が行われた。

審査結果

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表彰式には、受賞者のうち約50名が出席、今回審査員を務めた張大順 亀鑑塾漢字文化芸術研究所長、浜田和幸 国際政治経済学者・元外務大臣政務官および王瑩 全日本華人書法家協会常務理事・中国文化センター書法教室講師や、著名甲骨文学者欧陽可亮の娘である欧陽效平女史が参席し、各審査員より授賞者に賞状が授与された。

ca15b6ca2623021b450d2a6e9696441_waifu2x_photo_noise1_scale審査員を務めた浜田和幸元外務政務官

d571e64662f4ecf6ca2b0c062553437_waifu2x_photo_noise1_scale張大順 亀鑑塾漢字文化芸術研究所長

「今回が初回であるにもかからわず、小学校1年生から95歳まで幅広い年齢層で応募いただけ、皆さんの漢字文化に対する情熱や興味をうかがえる。その内容も歴史的、現代的、個人的、社会的と幅広く、例えばドローン、スマホなど、太古になかった技術に関わる文字もあった。現代社会を反映したこういう発見をうまく文字に表現できていることを嬉しく思う。漢字文化の発展と創造は、中国と日本が漢字文明共鳴体として手をつないで取り組んでいることであり、しかも私たちの生活と密接に漢字が繋がっているのは素晴らしいことだ」と張大順氏は述べる。中国のシンボルであり、中日両国の根本的な絆といえる漢字という優秀な文化がさらに深化発展を遂げ、中日両国のみならず全世界の人々をつなげるよう、心から願っている。


期日: 2025/05/13 〜 2025/05/13
時間:
会場: 中国文化センター
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