古くから中日両国の文化交流は長い歴史を持ち、時に曲折もありましたが、常に密接に繋がり合い、お互いの関係を深めてきました。2年前には中日国交正常化50周年を迎え、この交流は新たな段階に入りました。特に美術の分野では、ますます多くの中国の学生が日本の美術大学で学び、その知識や経験を祖国に持ち帰り、中国の芸術創作に新たな活力と魅力を注入しています。
日本が推奨する「和」の美学と、中国が持つ力強さと繊細さを兼ね備えた芸術スタイルは、それぞれ特色があります。しかし、両国は長い交流の中でお互いに影響を与え、融合し共生してきました。この精神を基に、千代田教育グループは東京中国文化センターと協力し、2020年から2024年までの間に5回の「中日青年美術交流展」を成功裏に開催しました。両国のアーティストたちは一堂に会し、革新と交流のためのプラットフォームを共に築きました。
今年、第6回目の展覧会がいよいよ開催されます。この展覧会は、両国の芸術と伝統文化の再度の深い融合であり、未来への芸術の翼となり、新たな芸術の旅を共に切り開くものとなるでしょう。
「軽語」
作者:陶虹
制作年:2023年
「Great Mountain -SAKURA-」
作者:三神慎一郎
制作年:2024年