美術教育の一つである絵画という共通の文化を通じて、日本・中国・韓国の次世代を担う子どもたちの交流により、三ヶ国の相互理解と教育・文化事業の促進を図り、世界平和への夢を育むことを目的とする「第12回日中韓児童友好絵画展」の開幕式が12月7日に東京の中国文化センターで開催した。
本展のメインテーマは「平和な世界みんなのふるさと」その他「日本・中国・韓国の友好」、「伝統文化」、「自由」などで、日中韓各国内の幼稚園・保育園・小学校等の児童による絵画作品を募集、選考し、3ヶ国の入賞作品各100点、合計約300点を3ヶ国で開催する展覧会において順次展示してきた。
今回の開幕式は土曜日開催ということもあり、小学生の児童と高校生の二人による司会進行が行われた他、児童による挨拶も行われ、絵を描く以外にも、児童たちが積極的に開幕式に関与して作り上げた展覧会となった。
开幕合影
ベルポ会 鶴ゆかり理事長挨拶
「日中の2か国交流は通算して22年目となり、日中韓の3か国の交流展は12年目を迎えた。ベルポ会は今年創立52年目を迎え、社会体験を通して成長の場を設けるという先代が私財を出して創設した団体として今後とも長く続けられるように応援をお願いししたい。」と述べた。
中国駐日本国大使館文化部の陳諍行使参事官による祝辞
陳諍行使参事官は挨拶の中で「中日韓の参加国は地理的にも文化的にも近く、民間交流も盛んに行われ、変化の激しい国際情勢の中で参加国の友好関係が安定して3か国の国民の根本的な利益に合致するだけでなく、地域ないし世界の発展に積極的な役割を果たしているものと考えている。子供達は各国の未来を担うものであり、3か国の子供たちが、国境を越えて芸術を通じて互いに理解しあう架け橋になるだろう。そして長期的は発展に向けてより強固な国民感情を築くとを確信している。文化交流が今後の発展を遂げていることを祈念している。」と述べた。
在日本大韓民国民団東京本部の安容範議長による祝辞
安容範議長は挨拶の中で、「3か国の子供達が絵画を通じて交流し相互理解を深めるためを目的としている。互いの文化や習慣を学び、平和で調和のとれた社会の実現を目指していて、多文化共生の重要性を伝え次世代のリーダとして互いを尊重しあう精神を育てることが大切である。日中韓だけではなく、アジア全体の平和と繁栄の波が広がることを期待している。」と述べた。
東京都文化振興部蜂谷 典子部長による祝辞
「ベルポ会は国際交流の推進や、様々な分野において活動を継続していることに敬意を表する。個性豊かで感性溢れる子供たちが異文化を理解して友好関係を友好関係を築くための貴重な機会となる。芸術文化を通じた国際交流に積極的に参加して世界で活躍することを期待している。」と述べた。
上海訪問の報告をする児童
期日: | 2024/12/07 〜 2024/10/09 |
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時間: | 10:30~17:30(9/20 ~13:00) |
会場: | 中国文化センター |