この度「風月同天」写真展の会期中、馮学敏、江汀両氏の記念講座を中国文化センターで開催いたします。
「湖州印象」は馮学敏氏が日本から湖州まで数回にわたり太湖南岸の地域をメインに取材撮影をしてきた代表作品です。コロナ禍で企画したこの湖州を紹介する写真展のイベントが延期で今になりました。
「湖州無しでは書道や絵画の歴史が語れない」と言われるように、湖州は2300年の歴史を誇る名城であり、筆の文化、シルクの文化、お茶の文化の発祥地であります。また、その歴史と文化は一衣帯水の隣国日本にも影響を与えました。日本での湖州紹介は中日友好交流の歴史を顧みることになります。
2005年習近平主席が湖州を視察された際に「豊かな自然は金銀ほどの価値がある」との金言名句を発表されました。今回の写真展と講座では馮学敏氏の作品を通して、湖州の歴史文化と風俗習慣を紹介します。より多くの日本国民の皆様方に湖州を知り、湖州を見に行っていただくきっかけとなれば幸いです。