棒遣い人形劇(杖頭木偶戯)は中国国家級無形文化遺産における代表的な演劇の一つで、なかでも揚州の人形劇はゆうに千年以上の歴史があります。演者は人形の頭と手にそれぞれ繫がる3つの棒で体を、頭部の仕掛けで口と目を動かします。生き生きと動く腕の表情が、音楽やユーモラスな演出と渾然一体となって「本物より本物らしい」舞台効果を作り上げます。
中国における最大の人形劇芸術団体の一つである揚州市木偶研究所では、人形劇に書道、中国画、舞踏や演劇、雑技などを取り入れ、訪問した40以上の国や地域で深く歓迎を受けています。
放送時間:2月9日——2月26日
Youtube:https://youtu.be/etJlZeNMK0E