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2023安徽省文化年シリーズ:オンライン展覧会「安徽省の新年 — 古徽州で民俗風習に見とれる年越し」 【イベント 展覧会】 |
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期日: | 2023/01/18(水) 〜 2023/02/28(火) |
時間: | |
会場: | |
募集人数: | |
参加費: | 無料 |
申込期間: | 〜 |
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古徽州地区は山紫水明で、客好きな風土であります。千年の歴史もある古村落では、生き生きと民俗文化を引き継がれた正月行事が馬頭壁の下で続々と演出され、趣きも情緒もしみじみと感じられます。 臘月八日から正月十八まで、大晦日の豚の屠殺、餅つき、ちまき作り、餅の蒸し煮、桃の叩き下ろし、組体操、ブランコ乗り、鍾馗踊りなど、年越しの雰囲気が起伏して延々と連なる山々の間で立ち込め、黄山の松、斉雲山の雲、新安江の水もまるでそれと組み立てられたかのように、一体となって、溢れそうな活気を見せています。
歙県の魚灯
歙県は唐代からずっと徽郡、州、府治の所在地で、古塔、古街、古堤防、古牌楼など歙県の所々に古来文化の痕跡を残しています。人々は干しタケノコに舌鼓し、知府巡街、鐘突きによる招福などの行事演目に見とれます。歙県下の汪満田、瞻淇などの村では、每年の元宵節前後に必ず催される魚灯会では、色彩が入り交った生き生きとした美しさに目を奪われます。夜のとばりが降りると、どらや太鼓が天まで響き、「嬉魚灯」のチームが祠堂、胡同、巷間、小道を潜りまわることで、鯉の滝登りや一年の豊作、「年々有余(ゆとりある暮らし)」を祈願します。
徽州古城の高椅子ドラゴンダンス
三陽の組体操
三陽郷の組体操も見逃がしてはいけません。500年もの間常に新しい技を磨き続けてきたその技芸は、誕生当初は厄祓いや招福を目的といましたが、次第に現在のような巧緻を極めた民間曲芸に変わってきました。個々の役者が重なり立ち、形態を常に変化させ、間一髪のアクションを数々とこなす熟練した動きが鑑客の目を引きつけます。
三陽のブランコ芸
郷村の祭祀
黟県宏村のお菓子作りもぜひおすすめします。村民たちは桃の形に固めた上新粉に綺麗な図案を施し、様々な願いを込めたおいしい餅菓子を作ります。また、南屏村は祠堂文化が色濃く残る場所として有名で、かつて『菊豆(チュイトウ)』『グリーン・デスティニー(臥虎蔵龍)』などの名作映画のロケ地ともなりました。太鼓叩きや祠堂祭祀をその場で体験することで、宗教文化に込められた幸福祈願や親孝行の理念などを感じ取る良い機会になるでしょう。 屯渓隆阜鎮は歴史が長い場所です。どらや太鼓が響く中、肩に担いだみこしや棒の上で踊る軽業芸「擡彩閣」が有名です。絵画、戯曲、人形作り、曲芸など様々な面で高度な芸術性を求められる芸で、活気溢れて迫力満点な獅子舞と共に、その華やかで壮絶な光景が人々に絶賛されています。
屯渓の獅子舞
賽瓊碗(綺麗な容器に料理を盛り付け、料理の腕前を競う行事)
旧暦12月15日に績渓に行けば「賽瓊碗」という行事を見ることできます。村の全員が腕を大いに振るって料理の味や盛り付けを競う行事で、安徽系民間料理の美しさや美味しさをその場で満喫することができます。 迫力満点に響く休寧得勝太鼓、古朴かつ幽閑な祁門儺舞などなど、各地域の多様な風情に幾千の情緒が交じり合った民俗行事からは、古徽州の美しさと新しさを一層感じられることでしょう。徽州の民俗は人々の生活に対する謳歌でもあり、幸福を望み、守る力なのです。 (原文:葛影)
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