中日国交正常化45周年を記念し、馮学敏写真展実行委員会と中国文化センターの主催、中国駐日大使館、福建省国際友好連絡会、福建省福清市人民政府、日本写真家協会、世界華人撮影連盟、日中友好協会、日中文化交流協会、日中友好会館、人民日報、人民網、新華通信社、中国新聞社の後援による著名旅日カメラマン馮学敏氏の「福建—烏龍茶の故郷と福清黄檗の印象」写真展が2016年12月5日、中国文化センターで盛大に開幕した。程永華中国駐日大使、日中友好協会の丹羽宇一郎会長、福建省国際友好連絡会の宋克寧会長が写真展開催に際して祝辞を寄せた。
13日に行われた講演会で挨拶をする程永華中国駐日大使
衆議院議員で元外務副大臣の山口壯氏、中国駐日大使館の郭燕公使、日中友好協会の岡崎温理事長、日中協会の白西紳一郎理事長、日中友好会館の荒井克之理事長、阿南惟茂元日本駐中国大使、日本写真家協会の熊切圭介会長、株式会社ニコンの御給伸好常務執行役員、人民日報日本支局の田弘支局長、人民網日本株式会社の孫璐社長、中国国家観光局駐日本代表処の羅玉泉首席代表など各界の来賓及びメディア約150名が開幕式に参加した。
山口壯議員の挨拶
会期中には、福田康夫元首相、程永華中国駐日大使、大使夫人の汪婉参事官、劉少賓公使、張社平参事官など来賓がセンターを訪れ作品を鑑賞し、文化センターの豊富で多彩な展覧会や講演会等イベントについて高く評価した。
福田康夫元首相と作品の前で記念撮影をする馮学敏氏
福建と日本の友好交流の歴史は大変長く、明末清初に福清万福寺に隠元禅師が日本に渡り仏教を広め、黄檗宗を開いた。隠元禅師は仏学経義を伝えるだけでなく、最先端の文化や科学技術をも伝え、江戸時代の日本の経済及び社会的発展に対して重要な影響を与えた。写真作品を通じて日本の観衆に明末清初の高僧隠元禅師と黄檗文化を紹介する展覧会としては日本で初となる。
郭燕公使に作品を解説する馮学敏氏
烏龍茶は日本の家庭では日本茶同様よく飲まれている。お茶の故郷は中国であり、烏龍茶の故郷は福建であることから、馮学敏氏は10年の間に何度も福建を訪れ撮影した62点の作品を展示し、福建の歴史文化や風土、人情を紹介し、多くの日本の観衆の注目を集めていた。
日本写真家協会熊切圭介会長の挨拶
開幕式当日に誕生日を迎えた株式会社ニコンの御給伸好常務執行役員
12月6日に福清黄檗文化促進会の林文清会長による「建盞(天目茶碗)と烏龍茶•煎茶」講座を開催し、12月13日には馮学敏氏による「福建の印象」をテーマとして福建文化の紹介と撮影の感想を語る講演会を行った。
期日: | 2016/12/06 〜 2016/12/16 |
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会場: | 中国文化センター |