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 11月9日午後,湖北省委員会宣伝部、湖北省広播電視局の主催による「2022湖北メディアウィーク」国際交流協力大会が開催、大成功を収めた。本大会は「共有、交流、協力、創新」をテーマにした「2022湖北メディアウィーク」の要となるイベントで、日中韓のテレビ、ラジオ、映画、ネットストリーミング、出版、アニメなどのメディア業界の代表者たちによる交流活動が行われ、メディア業界の共同発展や国際協力を促す目的である。

 

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 今回は武漢をメイン会場とし、東京、ソウルの分会場を含め300人ものメディア関係者が集まった。湖北側からは湖北日報メディアグループ、湖北広播電視台、長江出版メディア株式有限公司、長江電影集団、知音動漫、武漢出版集団、博潤通、2:10など、60を超す著名メディア企業の代表が出席した。日本からは東京中国文化センター、NHK、フジテレビ、東方新報、株式会社実業の日本社、旅行作家協会、日本アニメーション株式会社、旅行作家协会、株式会社フジクリエイティブコーポレーション、新創株式会社などが、韓国からは韓中文化協会、SBSテレビ、ソウル時報、Kyowon出版社、Mere映画社、Ace制作会社、DOOR E&M制作会社、朝鮮日報、老虎アニメーション、HANHOアニメーション、AKエンターテイメントなど40超す著名企業が参加し、三か国で18人の代表がそれぞれ講演を行った。

 

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湖北省広播電視局党組員、総エンジニア 張軍氏

 

 大会に先駆け、湖北省広播電視局党組員、総エンジニアの張軍氏、東京中国文化センターの羅玉泉センター長、前韓国総理服務室副部長の呉秉周氏が各会場を代表して挨拶を行った。張軍氏はその挨拶の中で、情報メディアの形態は文明の進歩発展に伴って変化し続けていることを述べ、全メディア時代において新興の発信手段が人々の生産や生活に多大な影響を与えていることを指摘した。その上で、本大会を契機とし、新たな総合メディアセンターの建設を促進し、参考・模倣・応用が可能なメディアミックスの形成に努め、国内外の同業者と成果を共有してゆきたいと述べ、また、中日韓で手を携えて交流・協力し合い、文化交流を深め、時代に適したメディアミックスや高精細放送における新局の打開と発展を積極的に模索し、視聴者により満足のいく情報伝達と更なる文化的生活を届けたい、と話した。

 

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著名日本人俳優、矢野浩二氏もビデオメッセージを送った。矢野氏は「近年来日本で中国語を学ぶ人、学びたい人の数は増えてきている。それは、中国のドラマが日本のテレビ放送で常に流れるようになったからである。私が中国で俳優業を行ってきた22年を振り返るに、中国の皆さんへの支援には感謝しかない。中日文化交流、アジア文明の相互参考の更なる促進のために頑張っていきたい」と近年来中国メディアの日本における受容の現状を語った。

韓国のHANHOアニメーション会社の金奭起氏はその講演で「中国・日本・韓国は歴史上多くの基礎を共有しており、文化的にも近い。三国のアニメーション業界もより一層の協力によって、影響力のある作品を数多く作り出し、それぞれの優れた文化を伝えていければと思っている」と述べた。

 

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 また、日本で初めての中国人漫画家である胡蓉女史は、その長年にわたる創作活動を振り返り、中日韓の漫画、アニメ分野の交流と協力に努めてきたことを語った。そして中国、日本、韓国は一衣帯水かつ隔海相望の隣国であり、どの国の漫画業界にも優秀な人材が数多くおり、本大会を通じて中日韓の漫画界にはまだ大きな協力できるスペースが存在すると感じた、と述べた。

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 2016年以来、アジア、アフリカ、ヨーロッパの10か国で5度の湖北メディアウィークが開催され590もの国際文化交流活動と、64の交流協力事業が行われ、南アフリカ、フランス、イギリス等で26の中国製の映像作品が放送され、湖北の誇る荆楚文化の国外での影響力を高めると同時に、湖北メディアの国際交流と国際協力を推し進めてきた。これにより、湖北メディアウィークは文化交流と相互参考の重要なプラットフォームとして、中宣と国家広播電視総局の重要プロジェクトに連年入選している。

 

  原文:湖北メディアウィーク


期日: 2022/11/09 〜 2022/11/09
時間: 15:30~18:00
会場: 中国文化中心
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