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 3月11日午後,筆墨遊戯書画展実行委員会、東京中国文化センターが主催する ,中華人民共和国駐日本大使館経済商務部、全日本中国企業協会聯合会、在日中国企業協会、交通銀行東京支店、中国光大集団東京代表処、日本国際貿易促進協会、日本中国文化交流協会、中国中信集团有限公司駐日本代表処 、中国国際旅行社日本有限公司、日本睦新中文学校が後援する「筆墨遊戯書法水墨展」が中国文化センターで開幕した。本展覧会は伊林・劉竹影・陳暁松・李彦の中国書画愛好者四人による書道・水墨書など50点余りを展示した。
 開幕式には、中国駐日本大使館経済商務部宋耀明公使、在日中資企業協会王家馴会長、日本華人書法家協会高小飛主席、中国国際貿易促進委員会史銘駐日総代表、日本国際貿易促進協会泉川友樹部長、中国交通銀行東京支店曹宇青支店長、中国交通銀行江蘇省支店李駿副支店長、中国交通銀行東京支店劉敏副支店長、中国工商銀行東京支店龔鴻雁副支店長、中国農業銀行東京支店張鹿副支店長、日本五金鉱産株式会社張開賦取締役会長などが出席し、中日の経済芸術界を中心に約90名ほどが出席した。
  
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  主催者と来賓による記念撮影

  
 筆墨遊戯書画展実行委員会の代表依林は主催者挨拶の中で、「筆墨遊戯日常生活の中で遊ぶことだ。孔子は“玩索而有得”と言った。これは、人生の中で何かに興味を持ち、遊びながら何かを得られる。中国の伝統の中で遊びは不真面目なものではなく、のんびりという意味になる。私達はこれからも書道と絵画を通して“心手相応、知行合一”を積み重ね練習を続ける。」と述べた。
  

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  筆墨遊戯書画展実行委員会のメンバー

  
 羅玉泉センター長は挨拶の中で、「当センターが主催するイベントに中日経済界の皆様が参加するのは珍しく貴重な機会だ。今回出展した4人の女性は生活を愛すると同時に、書画芸術を遊びとし、自分が満足する作品を創作し、うまく表現もでき、今回参加した来賓の多くが作品を高く評価している。在日華人華僑の増加に伴い、我々と次世代は中国文化を学ぶ上でより多くの指導を受け、優れた中華伝統文化を継承し、継続的に伝播しなければならない。昨年は中日国交正常化50周年、今年は中日平和友好条約締結45周年の記念すべき年である。新型コロナウイルス感染症の緩和に伴い、中日両国の経済、文化の交流も徐々に回復していき、人々の物質的な生活が向上すると同時に、精神的な向上も重視されるようになった。」と述べ文化事業に対するの関心と注目を経済界の各位に感謝の意を告げた。
  
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  羅玉泉センター長による挨拶

  
 宋耀明中国駐日本国大使館経済商務部公使は、挨拶の中で「春の花が満開のこの時期に、無事に開幕を迎えることができ、非常に嬉しく思う。中国書道は歴史悠久で、深く豊かだ。同時に日本書道も千年余りの歴史があり、遣唐使の留学生たちが中国書道を日本に持ち帰った。平和友好条約締結45周年を迎えることをきっかけに、今後も、中日両国の二千年以上にわたる文化交流の歴史を基に、書画で交流し、交友を深め、中日友好交流の新たな章を共に綴ることを願っている。」と祝辞を述べた。

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  宋耀明中国駐日本国大使館経済商務部公使による挨拶

  
 王家馴在日中資企業協会会長は挨拶の中で「今回出展した4人の女性は、日々の生活と仕事の中から貴重な時間を割き、中日文化交流に貢献したことは素晴らしく、同時に中国文化センターがこのような創作活動を行う人たちを積極的にサポートし、文化伝承と中日友好交流において大きな貢献をしている。今回の作品が皆さんに良い影響を与え、人類に福をもたらすことを願っている。」と述べた。
  
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王家馴在日中資企業協会会長による挨拶

  
 高小飛日本華人書法家協会主席は挨拶の中で「開幕式に招待されたことを光栄に思うと同時に、非常に雅な作品を鑑賞することができた。中国には、高貴な文化、優雅な文化、俗文化の 3 つの主要な文化がある。 孔子は優雅な文化を創造し、優雅な文化は中国文化全体に受け継がれている。 いわゆる優雅な文化とは、後に詩、書道、絵画として定義された。 唐の時代以前は、詩、書道、絵画は高度に統合されていなく、宋王朝の後、蘇軾が文人の業績を作った。“鄭虔三絶”とは、鄭虔の詩、書道、絵画がすべて絶妙であることを指す。 日本は「雅」な文化を受け継いでおり、日中交流は必要不可欠で、日本文化には、中国から受け継がれた雅な文化を深く感じることができる。その優雅な文化を継承していくために、私たちは懸命に努力しなければならない。」と述べた。
  
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高小飛日本華人書法家協会主席の祝辞

  
 日本国際貿易促進協会部長泉川友樹は「中日平和友好条約締結45周年の記念すべきこの年にこのような展覧が行われるのは非常に有意義だ。中国文化の歴史は悠久で、甲骨文や金石文、篆書、隷書に起源を発し、それらは後に楷書、草書、行書に発展していった。日本人も日常生活の中で中国から書道を学び、王羲之、王顕志、顔真卿などの中国の書家も日本で有名である。書画同源の意味するように、漢字は情報伝達や記録の手段であるだけでなく、象形文字であり、また表音文字でもあり、その形の美しさ自体が魅力的だ。字は人なり、と言われるように、字は人の内なる鏡と考えられ、書道は文化として大いに発展した。 中国文明が代々受け継がれているのは、その漢字の魅力によるところが大きいと私は考えている。 当協会では、中国建国後、北京で最初の産業博覧会が開催された際に、毛沢東主席、周恩来総理、朱徳将軍が残した貴重な筆跡を保存している。 中国の原風景といえば、日本人が真っ先に思い浮かべるのが水墨画に絵が描かれる代表的な、桂林と白帝城であり、書道や絵画の力を示していると思う。 水墨画は日本人にとって中国の代表的なイメージであり、中国と日本が引き続き貴重な共通の書画文化を大切にし、相互の友情を深め、交流を促進することを願っている。」と祝辞を贈った。
  
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  日本国際貿易促進協会部長泉川友樹氏の祝辞

  

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  美しい音色の楽器演奏

  

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  出席者が思い思いに書を楽しむ風景

  

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  出展者による作品解説風景

  
  

 


期日: 2023/03/13 〜 2023/03/17
時間: 10:30~17:30(最終日13:00まで)
会場: 中国文化センター
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